山尾三省 著
ページ数 400p
サイズ 四六判上製
出版社 野草社
琉球大学での五日間の講演録
- アミニズムというのは、世界の神羅万象の中に霊魂あるいは精霊が宿っているという考え方なんですけども、海、山、川というこの三つが森羅万象という時の核心をなす項目だと思います -
紹介文
1999年夏、屋久島の森に住む詩人が琉球大学で集中講義を行った。「土というカミ」「水というカミ」……、詩人の言葉によって再び生命を与えられた新しいアニミズムは、自然から離れてしまった私達が時代を切りひらいてゆく思想であり、宗教であり、感性である。
目次
第一話 土というカミ
第二話 山に向かって
第三話 小さ 愛さ
第四話 家族について
第五話 新しい自然神話
第六話 私は誰か
第七話 存在するものの智慧
第八話 ユウナの花
第九話 水というカミ
第十話 ついの栖
第十一話 「出来事」というカミ
第十二話 びろう葉帽子の下で
第十四話 回帰する時間
第十五話 日月燈明如来
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※送料は別途発生いたします。詳細はこちら